茶の道を受け継ぐ
茶道之研究社
著 者: 田中仙翁
出版社: 茶道之研究社
出 版: 1998年
概要:
大日本茶道学会の創始者であり、近代茶道の先駆者として著名な仙樵居士のもと、理想の「茶の道」を学ぶために研鑽・修業をつづける仙翁前会長の姿、そして大日本茶道学会の歩みが、臨場感あふれるエピソードで綴られています。
目次:
第一章 稽古の伝統
・私の稽古始め
・講習会における初点前
・茶道夏期講習会
・出演者の稽古
・講習会の伝統と下見
・修行の場
・初点てと初釜
・吉祥寺教場
第二章 谷中から四谷へ
・谷中の正月
・叔父興邨のこと
・不言実行の人
・谷中から四谷へ
・戦災前の本部
・本部のたたずまい
第三章 焼跡からの出発
・敗戦の年の大晦日
・丹波の正月
・初めての席主代理
・菊と献茶
・唐津の茶会など
・焼跡の茶会
・如鶴軒着工
・祖母の建築日誌から
・庭つくり見習い
・つくばい回り
第四章 三徳庵と槐南軒
・茶席の里帰り
・茶席造り
・三徳庵と壁
・家を建てる
・竣工
・書院を建てる
・書院の畳
・張付壁
・仁山像の開眼