千利休 「天下一」の茶人
宮帯出版社
著 者: 田中仙堂
出版社: 宮帯出版社
出 版: 2019年
概要:
織田信長・豊臣秀吉に仕え、茶道の大成者として有名な千利休だが、歴史的史料に基づいた研究は、思いのほか少ない。 本書では、利休が生きた時代の史料から信頼できるものを厳選し、利休が参加した茶会から心境を推し量るなど、鋭い明察で史料を読み解き、「歴史上の利休」の実像を浮き彫りにしていく。 利休研究の成果としては最新の考察であり、今後の研究に大きな影響を与える一冊。 付録として「千利休 年譜」「千利休 茶会一覧」を掲載。
目次:
序 章 利休の生涯と戦国時代の終焉
第一章 信長上洛以前の利休
第二章 信長上洛以降の利休
第三章 信長茶会と利休
第四章 信長の茶道具利用と利休
第五章 信長没後の秀吉と利休
第六章 関白・秀吉と利休
第七章 刀狩以降の秀吉と利休
終 章 利休の死とわび茶の成立
付 論 信長・秀吉研究と利休研究