茶道の美学

講談社

通常価格 ¥1,012

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著 者: 田中仙翁
出版社: 講談社
出 版: 1996年

概要:
現代の茶人としての視点から、茶の湯における美しさや、日本独自の精神性の世界を説いた、現代人のための茶道入門書。茶道具を扱う所作の美と、茶室における美意識の変遷から、日本人の生活文化に与えた影響と、社会情勢に対応して変化する茶道の歴史と美学について、解説しています。

目次:
第一章 茶の美の原点
    ・床の間という空間
    ・土壁の茶席
    ・手どりの感触
    ・カネワリ
    ・カネワリと茶道
    
第二章 数寄の展開
    ・唐物荘厳の時代
    ・茶の湯の萌芽
    
第三章 数寄より茶の湯へ
    ・数寄の道
    ・茶の湯の進展
    ・爛熟する茶の湯
    ・近代の茶道

第四章 美の所作
    ・点前
    ・茶の湯で展開される美の世界

第五章 変遷する美意識
    ・茶の美の変遷
    ・茶会と道具組